ケンネルズ修学旅行

ケンネルズ修楽旅行
10/29(金) 初日
 paopaoとほーちんは先発隊で一足先に萩の王様邸に。パセリは大風邪でドタキャン。小倉組の澤さん、畑中君、平本ちゃんは平本プリウスで、佐藤船長は1300ccのバイク『隼』で、王様は愛車セレナでそれぞれ出発、6時半に和布PAで待ち合わせ。澤さんが用意に手間取って20分の遅れで和布PAを出発し萩に向かった。途中の気温は7℃で、バイクの船長は寒かったようだ。
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 萩には8時頃到着して、そのまま夕食へ。夕食はpaopao特製の鳥鍋(鶏ガラからスープをとっていた!)とピリ辛豚鍋。酒も進んでついつい夜更かし、気がついたら1時半。枕投げもせずに就寝となった。


10/30(土) 二日目

 5時過ぎにシャワーを浴びて目を覚まして朝食づくり。朝飯はつぼ鯛のみりん干し、卵焼き、昨日の鍋のダシを利用した白菜と大根のみそ汁でした。
 児玉君との待ち合わせは秋吉台の展望台駐車場に9時半。朝の時間を利用して菊屋横町を散歩に行った。地ビールならぬ地サイダーを買って帰り秋吉台に出発。王様セレナに7人を押し込んで秋吉台に向かった。9時半には児玉君と合流。いざ秋芳洞へ!
 駐車場代が無料ということで、展望台の駐車場からエレベーター口へ歩いて行った我々を待っていたのは、エレベーター口の駐車場も無料であるという事実だった。入洞チケットを買おうとしたら、今日はイベントがあるので、入場は半額とのこと。600円を支払ってエレベーター口から洞内へ。
 まずは入り口方向を目指す。千畳敷、大黒柱、傘づくし、洞内富士、百枚皿などを見ながら青天井まで逆コースをたどるとそこに冒険コースが待っている。300円を支払い懐中電灯を借りていざ冒険!岩に直接打ち付けたはしごを上り洞内の高みに。六地蔵から開山の行場あたりまで、すべる岩に足を取られながら進む。ここからは青天井の広い洞内が一望出来る。通常のルートでは味わえない鍾乳洞の醍醐味を感じながらの20分であった。冒険コースを出ると秋芳洞の入り口が近い。いったん外に出て記念写真を撮り、再度洞内へと進入。エレベーター口まで戻って今度は黒谷入口方向を目指す。圧巻の黄金柱を過ぎて、トンネルをくぐるとこの秋芳洞の一番の見所がある。巌窟王、クラゲの滝のぼり、五月雨御殿、マリア観音まで来ると終点だ。ここからエレベーター口へと引き返して秋芳洞の見学は終了。展望台にあるレストランで早めの昼食を取り、景清洞に向かった。(ここからは児玉君の車と二台で行動。)
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 秋吉台自動車道(昔は有料だった)を抜けて台地を下った所に大正洞がある。3階建ての鍾乳洞という事だけど、ここは見るものがなく狭いだけ。(で、今回はパス!)そのすぐ先に景清洞がある。ここには秋吉台オートキャンプ場とトロン温泉がある。駐車場に車を停めて景清洞に向かう。ここにも探検コースがあり、入口でカンテラ付きヘルメットと長靴を借りる。いざ洞内へ。まずは通常コース。生目八幡宮、洞内アルプス、サンゴ天井、賽の河原などを見ながら約700m来ると、観光コースの終点となる。ここからいよいよ探検の始まりだ。ヘルメットのカンテラを点灯。腰を屈めて低い天井をくぐるようにして洞内地平線へ。天井が低くその天井にさざ波のような模様が刻まれていた。(さざ波天井)足元は岩や崩れ落ちた石ころがいっぱいで決して歩きやすくはない。中間地点あたりに来るとサンゴの化石がいっぱいの壁が現れる。その先に進入禁止の支道「泥穴」がある。ちょっと覗いてみると入れそう。そろそろと入って行くと足元は粘土質の泥になる。50mほどは行った所で先頭の畑中君の足が泥の中にズボッと。これ以上は危険かも・・・。引き返してゴールを目指す。ここからは足元も悪く、天井も低い。腰を屈めながら歩いても、ヘルメットが天井に容赦なくあたる。あっちでゴン。こっちでゴン。ほーちんの笑いが止まらない。で、とうとう最終地点に。みんなで集合して受付のおばさんの言葉「最後まで行ったら、是非電灯を全部消してみて下さい。本当の暗闇が経験出来ますよ。」を実行してみた。わっ!これが本当の暗闇なんだ。
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 入口まで帰って来て受付のおばちゃんに頼んで写真を撮った。本当に鍾乳洞を堪能できた。疲れたけど妙な達成感と充実感があったな。
 まだ土曜日の午後の早い時間だったので、その後は萩観光に行った。まず向かったのは笠山。直径30mのほとんど世界最小の噴火口を持つ山。もちろん死火山なので、噴火口の中に入って行ける。そして、次に笠山のふもとにある明神池。以前にも紹介したが、ここは池だけど、潮の満ち引きがあり(海とつながっている)石鯛、真鯛、黒鯛、ボラなどが人が投げるパンに群がって来る。そして、空にはトンビが同じパンを狙っている。ここに来る途中のセブンイレブンで食パンを買って、それを投げて遊んだ。最後にすぐそばの天然クーラー「風穴」に寄って短い萩観光を終了。
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 帰りにはシーマートに行き、夜の宴会用の食材を買い込んだ。
 萩の王様邸に帰り着いて今日の行事は夜の宴会を残すのみとなった。でも、ここで、平本ちゃんと畑中君は所用で帰宅となった。(バイバイ)
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 今日から参加の児玉君を含めて6人での宴会。テーブルの上には、サザエのつぼ焼き(料亭風)王様特製春巻きに以前麻美ちゃんからもらっていた味付け手羽先が並んだ。今日は昨日の寝不足と鍾乳洞探検で一気にアルコールがまわり、女性群は9時前にダウン。10時過ぎには男性群もダウンした。どこからか聞こえるイビキも子守唄にして、熟睡した。
10月31日(日) 三日目
 6時頃ごそごそと起き出して朝風呂に入り、最終日の朝食づくり。メニューは卵焼き、イワシのみりん干し、わかめと大根のみそ汁、特製チャーハンだった。チャーハンにはほーちんが飲んでいたチョウヤの梅酒の梅の実をきざんで入れてみた。
 今日の予定は青海島の観光船。起きた時には晴れていた空が少しずつ曇ってゆく。使ったシーツやタオルの洗濯に家の掃除までしていただいて王様邸を出発したのは9時頃だったか。王様号に王様一人、児玉号に児玉君と澤さん、ほーちん号にほーちんとpaopao、1300cc隼に佐藤船長と、車3台にバイク1台で青海島を目指した。でも、今日は雲行きが怪しい。ほどなくポツポツと来たと思ったらどしゃぶりに見舞われた。船長に合羽を着せなきゃ。他の車の迷惑をよそに路肩に車を寄せて船長の雨装備完了をしばし待った。何とか仙崎の遊覧船乗り場についたが、この天気じゃきびしい。でも、一番短いコースで観光船は営業していた。せっかくなので雨の中だけど観光船に乗り込んだ。青海大橋をくぐり青海湖の沖を通ってタルフリ洞に船首を突っ込み赤瀬からタケノコ岩を見て(このあたりで波が強くなり外洋には出れない事が分かった)船乗り場のシーサイドスクエアに戻った。次回は是非一周コースを体験したいものだ。
 さて、これで予定していた修楽旅行のイベントは全て終了した。お土産を買い込んだ我々は川棚温泉で瓦そばを食べようと山陰を川棚に向かった。幸い雨も上がり快適なドライブとなった。入ったのは川棚温泉高瀬別館。瓦そばとうなめしをかき込み本当に全てのイベントを終了した。
 下関から高速に上がり壇の浦PAで解散という事で、壇の浦PAに向かった。高速に入った途端に一番後ろを走っていた1300ccの「隼」がうなりをあげてすっ飛んで行った。あっという間に視界から消える。180km/hぐらい出ていたらしい。どうも、トイレを我慢していたとのことでした。壇の浦PAでほーちん号からpaopaoが王様号に乗り換え、一同解散となった。
 今年も楽しい修楽旅行が出来ました。参加下さった澤さん、佐藤船長、平本ちゃん、畑中君、児玉君、ほーちん、paopaoに感謝です。

 

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